市長と市議会は互いに独立したフェアな関係。協力し合ってより良い市政運営を目指す
市長さんは〇〇市の長、つまりリーダーです。飯塚市だと、約12万人のリーダーが市長さんということになります。
そもそもリーダーって必要なの?と思われる方もいるかもしれません。たとえば、自分は電気代を払わなくてよいルールを作った。隣の空き地は自分のものにするルールを決めた。このように12万人みんなが自分だけのルールを作っていくと、まちはめちゃくちゃになりますよね。だからみんなに共通するルール作りが必要です。そのルールをバシッと実施するのが市長さんです。市長さんはみんなで選んだ人(選挙で当選した人)になってもらいます。
でも、どうやってルールを決めればよいのでしょう?
みんなが遠賀川に集まって一斉に意見すると、永遠にまとまりません。
市長さんが独断と偏見でルールを決めて実行すれば独裁国家の完成です。
どっちもバランスが悪くてよくないですね。みんなの意見を汲み取れる、ルールを決めることができる人がいればバランスが良くなります。その役割を担うのが市議会議員さんです。
市議会議員さんは市民の意見を聞いて、市政に反映するためのお金(予算)やルール(条例)などを決める役割を担います。=議決機関と呼びます。
市長さんは議会(市議会議員の集まり)の意思にそって行動します。=執行機関と呼びます。
3者がバランスよく動いて、まちは運営できています。逆を言えば、どれかが欠けるとバランスが悪くなってしまうため、時代の変化に合わせて3者の関係をよくしていくことが大事です。
図引用:https://static.wixstatic.com/media/c22500_afb5248d4d6c4615acebf5a25a26c2aa~mv2.jpg
図引用:https://gikai.city.fukuoka.lg.jp/kids
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