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  • tasuke

28→24→28。一度24人に決まった議員定数が、再度28人に戻ることに決定!ここからの動きに注目です。


6月議会にて「飯塚市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例」(24人から28人に戻す)が賛成多数で可決されました。


令和4年第3回定例会の最終日(6/27)に提出された2つの議員提出議案についてまず説明します。


1つは定数削減派の議員が提出した「議員定数をはじめとして市民にとって最適な議会のあり方の検討に関する決議(案)」です。これは3月議会で採択された定数を28人に戻すことを求めた請願が採択されたことを受けて、市民と意見交換を行う機会を設け、しっかり検討を行った上で結論を導き出そうとする内容の決議案です。提出議員からは「市民の代表である我々議員が再び市民の意見を聴くことなく、議決を覆すことはできない」というコメントが発表されています。


もう1つは28人へ戻す派の議員が提出した「飯塚市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例」です。これも3月議会で採択された定数を28人に戻すことを求めた請願が採択されたことを受けて、まずは3年前の4減条例案を見直し28人に戻すことを盛り込んだ条例案です。提出議員からは「今から市民との意見交換を行うには時間が足りない。意見交換は改選後にしっかりと行っていきたい」とのコメントが出されました。


決議案、条例案ともに質疑、討論と活発に行われた結果「議員定数をはじめとして市民にとって最適な議会のあり方の検討に関する決議(案)」は否決され、「飯塚市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例」は可決されることとなりました。



 

議論を見てみての感想

 

質疑の中で私達、飯塚シティズンシップ推進会が主催し4/30に開催した「議員と市民の意見交換会」の話が何度も登場しました。非常にありがたいことです。一連のやりとりを拝見して、どちらの立場の議員も「市民の意見を聴く必要性」を終始訴えていたように思います。


争点としては「28人に戻すかどうか決する前に市民の意見を広く聴くということは、その結果来春予定されている飯塚市議会議員選挙への立候補予定者が予定を立てづらくなる」であったり、「市民の声を聴くとは議員としてか、それとも議会としてか」、「3年前に条例案が提案されたときに、早々に決めずまず特別委員会などを設置してはどうかと提案したがなぜ受け入れなかったのか」「市民の声を聴くとは具体的にはいつ、どのようにして行うつもりか」など双方の立場からかなり突っ込んだ議論が行われたと感じました。


個人的な感想としては、多様性ある議会の視点からまずは28人に戻ってよかったですが、議会や議員の仕事が見えないから定数の議論すら考えることができない、といった市民のきびしい声が多いのもまた事実です。


私達、飯塚シティズンシップ推進会では次の次の選挙まで5年の時間を頂いたと受け止め、その間しっかりと議会と市民の意見交換会を行い、本当の意味で議員定数や議員報酬がどうあるべきか考えていきたいと思います。


実は毎年行われている「議会改革度調査」で最新の調査の結果、我が飯塚市議会は「情報公開部門」で全国28位にランクインしていることが発表されました。これは議会事務局を中心に、議会だよりや本会議・委員会の議事録、各種議会の動画編集などかなり細かい情報まで市民の目に触れることができるよう努力をしていただいている結果だと思われます。これは非常に喜ばしいことです。


しかし、もう一つの部門である「住民参画」では30位以内にランクインしておらず、しかも昨年全体順位で193位だったのが、今年は全体順位で300位以内にも入っていない結果となりました。


「住民参画」とは、多くの議会で行っている「議会報告会」や「住民との意見交換会」をはじめ、議会で市民がスピーチできる「フリースピーチ制度」や市民の意見を広く聴取し議会活動などに反映させる「議会モニター」、議員と市民の対話の場として機能する「議会主催の住民フォーラム」や「議員と若者との対話の場」などの取り組みがあげられます。


改めて考えてみると、今あげた例のどれも飯塚市議会では行っていないことに気づきます。

今回の議会で議員定数削減派も維持派もどちらも「市民の声を聴く必要性」を熱く語っていただきました。であるなら、ぜひこの「住民参画」に対して前向きに議会改革を行っていただきたいと思います。


私達は全国の様々な取り組みを研究しています。必要なときはぜひ声を掛けていただき一緒に前に進んでいきましょう。


これからの取り組みに期待します。

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