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【議員インタビュー】いかに「声なき声」に耳を傾けることができるか、それが大切。上野伸五


上野伸五議員


15年前に頴田地区から出馬し、現在4期目を迎える飯塚市議会議員の上野伸五さんにインタビューさせていただきました。


Q.普段行っている議員活動について教えて下さい。


市民の方から相談や質問があった際には、もちろんそれに応えるために、様々な活動を行います。それ以外には今日のように、市役所に来て課長さんとか係長さん、新入職員の方などから、できるだけ話を聞くようにしています。まだ具体的な施策ではないけども、若い職員さんや中間管理職の職員さんがどんなことを考えているか、どんなことをやりたいのか、またどんなところに課題や問題点があるのかなど、普段のコミュニケーションの中から把握するよう努めています。


Q.市民からの声は具体的にはどういったものがありますか?


いろんなことがあるので、ノートになるべく書き込んで忘れないようにしているんです。最近あったのは、空き家対策のご相談ですね。古い空き家の解体はもちろんですけど、人がいないので、子どもが入っていたずらをしたり、またゴミ屋敷になっていたりと、ご近所からのお困りの声を頂くことがあります。近所の空き家以外にも、散歩しているコースにあって、気になるという相談も受けることがあります。


Q.そういうときは空き家の持ち主まで探して対応されるんですか?


先ずは関係部署に行きます。持ち主さんに連絡をとっていただいたり、そこが市有地であればすぐにでも対応してもらうよう手配をすることもあります。


Q.他にはいかがですか?


信号機の相談も最近いただきました。右折矢印の青信号を付けてほしいとの要望です。こういったお困りごと、警察などの他機関も関係してくることは市だけでは対応できません。県道や国道だったりすれば、対応がより難しくなります。そのような場合は県の機関と一緒に行動することも少なくありません。


市の職員が県にお願いに行くときでも、緊急性が伝わりにくい場合があるので、相談者と市の職員と一緒に県の事務所に行って話を聞いてもらうこともあります。


75歳になり国民健康保険が後期高齢者保険に変わったら、負担金額が大きくなったというご相談もありました。担当部署に聞くと「国保の際に申請していた高額医療の限度額適用を再申請する必要があります」ということでした。申請の有無で、随分変わってくることも制度上あるんです。



本当は相談に来ていただいたとき、その場で答えられればいいのですが、私が全ての制度を把握しているわけではないので、ご相談事は出来るだけ担当の職員さんにすぐ聞きます。市役所以外の場所のときは、電話で担当者に尋ねなければいけませんが、そんなときに相手の顔を知っているかどうかがとても重要だと思っています。先程お話した職員さんとのコミュニケーションです。内容が電話で伝わらず、時間がかかれば相談者の負担となってしまいますからね。


※イメージ


他には、スポーツを通じてのまちづくりを希望される皆さんの声を受けて、テニスコートが新しくなることが決まりました。新しく体育館が建設されている横にテニスコートが8面ありますが、面の張替えを行うことになっているんです。新体育館で屋内のテニスコートが4面取れるスペースがあるので、今の8面と合わせると12面になります。この規模だと九州大会が開催できるんです。県大会レベルだと参加者も日帰りですよね。来年完成する体育館とテニスコートの改修はテニス関係者の方を始め多くの市民に大変喜ばれると思います。


更に飯塚市内に安価で泊まれる施設があれば、小学生の大会なども可能になりますよね。小学生の大会には本人と親とおじいちゃん、おばあちゃんまで来てくださるので、経済的にも大いにプラスとなります。これから整備される施設は出来るだけ地域経済にもプラスになるような設備を備え、スポーツツーリズムを意識したまちづくりを行っていく必要があると思っています。


Q.議員活動をされる上で大切にしていることを教えて下さい。


1期目からのスローガンでもある「すべては愛する故郷のために。タブーなき挑戦を続けます。」を、いまでも大切にしています。今期に「議長」を経験させていただいて、特にまた強く感じているのは「自分の意見が正しい」と思い込まないこと、です。


自分の思いだけで行動したり、発言する前に、まずはいろんな人の意見に耳を傾けたり、学ぶ姿勢が大切です。もともと考えていたことですが、議長は議場で自分の意見を発言することができません。そのような経験を通じてより強く感じるようになりました。

昨年春、通信制の大学に入学し様々な考え方などについて学んでします。


Q.議長というのはそれだけ大変な役職ということですね。


議員はそれぞれに様々なお考えをお持ちです。立場によって考えがあるのは当たり前ですが、全く正反対の意見がある中においては、複数のグループからのお話をうかがいます。その過程において共通している考えを組み合わせれば、みなさんで合意ができるのでは、という様なことは多いに勉強させていただきました。


Q.合意形成の舵取りは難しかったですか?


行政は100やりたいんだけど、議会の側はこれではダメだという場合、そんな時は60にすればどうでしょう、という提案も様々な立場の方の合意形成をとりながら行うこともあり、いい経験となりました。


議長は議員による選挙によって決まります。当然、議員も市民からの選挙によってきまるので、何よりも選挙が根本にあるとも言えるでしょう。


Q.いま話しにでました「選挙」に対する思いを聞かせて下さい。


一部を切り取るのではなく、いかに議員活動をトータルで見てもらうか、それが一番大切です。選挙のときに有権者の顔色を伺って良いことだけを言うのは簡単ですが、ひとつの課題に対して様々な視点からしっかり伝えることが大切になります。多様な課題に対する考え方をそのまま知ってほしいと思っています。そうでないと有権者は選挙のときに、一人を選べないと思うからです。


課題に対する考え方はひとつではないし、正解もひとつではありません。私はこちらがいいと考えている、という理由をしっかりを伝え、受け止めていただければ、と思います。よりよく自分のニーズにあった人を選んでいただけるよう、こちらからも情報提供をしていきたいと思っています。


Q.数ある課題の中でも優先順位の上位と考える課題はなんでしょうか?


市民の皆様のニーズ、思いをどのように把握していくかということです。私が順位をつけるとどうしても偏りが出てきてしまうかもしれません。市民の皆様からの意見、それが本当の市民ニーズです。


例えば野球場を作って欲しいという方がいらっしゃれば、ニーズはあるんだけど5億円必要である。その5億円があれば、別の方が希望している福祉サービスの方が重要性緊急性が高いんじゃないか?など、様々な方の意見や時には職員さんの考え、法制上の課題なども把握しなければ比較ができません。一方の声だけで行動してしまう、それでは議員としての役割を果たしているとは言えないと思うのです。できるだけ多くの方のニーズをいかにして把握できるか、ということだと思います。


「声なき声」に耳を傾けることができるかが、大切になってきます。


Q.上野議員は有権者との接点としてホームページやSNSはお持ちですか?


もっています。twitter、instagram、facebook、HPがあります。生活のお困り事などは、お気軽にご相談していただきたいと思っています。


【twitter】

https://twitter.com/55uenoshingo?s=20&t=_8Jn5HErHPX-j-UnChl7-g

【インスタグラム】

https://www.instagram.com/55uenoshingo/?hl=ja

【フェイスブック】

https://www.facebook.com/shingo.ueno.501

【ホームページ】

http://www.ueno-shingo.com/



Q.最後に市民のみなさんへメッセージをお願いします


一つの施策にはプラスもあればマイナスもある。反対事象も想像して多面的に考えていただきたいと思います。例えば、オートレース場メインスタンドの建替えの件でいうと、行政は確かに返済までに百年以上もかかると答弁していますけれど、それは飯塚場内だけでの売上を計算したものであって、ネット売上など全体で計算すれば10年かからずに返済できる計算が成り立ちます。一般質問など、議員は行政に質問できますが、飯塚市議会では行政に反問権がありませんので、議員の質問に対して答えて終わりというシーンも少なくありません。


極端な話でいうと、議員が「給食料金やゴミ袋代金を0にできますか?」と質問すると行政側としては「制度上はできます」と答えるしかない。質問議員に対して「減収分への対応は?」などという反問はできないので、そこは見ている市民の皆さまに考えていただきたいところであります。飯塚市の議会は情報公開がしっかりしているので、議会の中継も動画も、議事録も見ることができます。気になる議題があればぜひホームページにアップされている動画や議事録などを見ていただき、その全体像を想像していただければと思います。


表側だけでなくその反対事象まで十分に意識していただけるとありがたいです。私も市民の方とお話するときには、その点についてしっかりお伝えできるように気をつけています。


生活のお困り事や市政に対する質問などお伝えしたSNSにお気軽にご連絡下さい。


今日は様々なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

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