Internetが登場して早数十年。世界を繋ぎ、そして世界のあらゆる分野を一新させてきました。そして2023年になり、同等以上にインパクトある新技術(AI)が登場しました。それが先日の記事でも紹介したChatGPT(対話型AI)です。ChatGPTとだけ聞いてもピンとこないかもしれません。そんな中、昨日(3月16日)ビッグニュースが舞い込んできました。
米Microsoftは3月16日、皆様おなじみオフィスアプリ「Microsoft 365」の新機能として「Microsoft 365 Copilot」を発表しました。
Microsoft 365 Copilotとは何かというと、先日記事にした「ChatGPT」のようにチャットで指示することで、「Word」や「Excel」などの作業をサポートしてくれる夢のツールです。人間では到達不能な域の超優秀なサポーターを側に置くことができると言っても良いかもしれません。今後数カ月以内に導入予定です。
百聞は一見に如かず、ということでYouTubeをご覧ください。
The Future of Work With AI - Microsoft March 2023 Event
普段仕事している方の多くはMicrosoftOfficeソフトを使ってきたと思います。WordやExcel、PowerPointなどの操作で分からないところを勉強したり、パソコン教室に通ったり、IT業者にソフトを作ってもらったりと色々あったと思います。今後、そういったMicrosoftOfficeソフトの困りごとを解決サポートする人は不要になる可能性大です。例えば、Excelでデータを並べたとき、「こんな風に処理したい」、「こういうグラフを作りたい」と言えば速攻で作ってくれます。
PowerPointの資料も、「こんなテーマで、こういうテイストで資料を作って欲しい」と書けば、勝手に作ってくれます。
Wordであれば、書類を書き始めるためのドラフトを提案してもらったり、要約、修正、フィードバックすら指示通りにやってくれます。Outlookではメールの文面を自動生成してくれます。Teamsではビデオ会議の議事録から要点を抽出してくれます。
これがどれほど凄いことか、何となく伝わりましたでしょうか。
一人の仕事の効率化が爆発的に向上する上、少人数でもビジネスをスピーディに展開することができます。Microsoftだけではありません。Google社、中国の百度も続々と対話型AIを発表しました。世の中の全分野でゲームチェンジが起こる、今はその分岐点に我々は立っています。日本はどうか?蚊帳の外です。溜息が出るほどに。
組織課題を理解し、”ITとか分からないから触れない”ではなく、何が利点でどう役立ち、何%効率化できるか、くらいは義務教育を経ているなら計算できるはず。嫌わずに向かい合う姿勢が今後重要となってきます。
飯塚市の産業支援として、こういった最新の対話型AIサービスの導入支援サポートなどを政策に盛り込むことができれば、市規模でもベンチャーや中小企業の盛り上がりが期待できると思います。真剣に検討していただきたいところです。
最後に、ChatGPT4に対して、このような質問を投げかけてみました。
筑豊弁は若干怪しい箇所がありますが、言ってることは間違いないと思います。以上です。
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