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  • 執筆者の写真nakao

6月議会 一般質問の城丸議員による高齢者増加対策についての答弁について思うこと


後日議会だよりで配布されると思いますが、定例会の中では城丸議員による、高齢者増加に対する医療・介護・福祉面での対策はどうするのかについて話が交わされました。


<Iizuka Sigikaiより、YouTubeリンク>


大まかな流れをまとめます。

今後高齢者が増えていく中で、それを支える若者の人数(生産年齢人口)が減っている状況だ。所謂、2025年問題はどうするのか?

→地域住民が一体となって支える地域包括ケアシステムを進化させていかねばならない

<経済面では>

後期高齢者は負担が減って、減った分は現役世代に負担してもらう。どうするの?

→健康寿命を延ばすための施策を強化・継続させていくことを考えている


本一般質問でのその後は医療・介護・福祉面オンリーの質疑応答でした。

 

以下、上記流れを聴いての感想です。


 物価は上がりお給料は増えず、増税に次ぐ増税が続く中、質疑応答のベクトルはほとんどが高齢者です。

 家も車も興味がないのではなく、欲しくても税金持っていかれすぎてお金が無くて買えない。この事実をどれだけの方が受け止めることができているのでしょうか。東京都港区や世田谷区、文京区ならまだしも、ここは飯塚市です。必死に働いて税金納めて、ギリギリの生活を続けている地方の生産年齢人口層が、地域一帯で支えるアイデアに協力できる余裕があるかは疑問が残ります。経済的な負担増しが分かっている状況で、働き世代に注目して具体的な施策を聞きたいですね。若者の多くは高齢者を敬っていますし、一概に冷遇しろとは思っていません。バランスを取ってほしいと願っているのです。

 一方、本日最後の吉松議員の質問する「観光」については非常に大きなポテンシャルを有する地域であるが故に、周辺地域からの人流強化とインバウンド収益の向上を見込める可能性があります。

 市外者のターゲットを国内在住者、海外観光客とターゲットを分けることで、各々の興味に条件分岐することができ、効果的なPRを実践できるはずです。海外観光客はアジア、欧米で興味が分かれ、特に一度の旅行で消費する金額の大きい欧米諸国からの外国人観光客は歴史に興味を有する方が多いことが国のリサーチにより分かっています。

 飯塚は質疑にあがったように、神社・仏閣のように分かりやすいものもあり、更には古墳の密集地である古代都市と言っても過言ではありません。古墳どころか、稲作の発祥地は遠賀川流域であり、飯塚市は倭の国の文明発展に貢献した歴史的に重要地域なのです。史実を上手く使って誰をターゲットにどう観光を盛り上げていくか、盛り上がって頂きたいと願います。



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