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執筆者の写真tasuke

トークイベントvol.1「子どもの人権について」開催レポート

更新日:2021年11月18日

11月5日(金)みんなでつくるオンライントークイベントvol.1子どもの人権について〜飯塚市はしっかり子どもの声を聞けてますか?〜が開催され、10人の参加者と共にオンラインの場で、想いを語り合いました。



飯塚市の9月議会で一般質問に立たれた金子加代議員を囲んで行われた今回のトークイベントには、子育て中の保護者の他、こども園、小児科、フリースクールなど、幅広い分野で現場の経験をもつ方々が参加。


まずはゲストの金子さんから10分間、思いを語っていただきその後、金子さんへの質問や参加者同士の交流という流れで進みました。


金子さんのお話の概要です。

「まずは虐待問題について考えて見たいと思います。子どもがこの人に相談したいと思ってもそうはうまくいかないことがあります。子どもからすると、担任の先生が必ず合うとは限らないのです。だからその担任に相談をするとしても心理的ハードルが高く、上手くはいかないこともあります。子どもの声を本気で聞く手段を何とかして築かなければいけない。飯塚市が相談窓口を設けても、相談件数は0件でした。それは子どもにフォーカスされておらず、大人目線の都合で設計された仕組みであったからではないでしょうか。子ども目線でヒアリングを行うと、子どもはちゃんと話したり自分の気持ちや意見を言えます。子ども家庭総合支援拠点が来年度まで整備されるので、本気で子ども中心に拠点を設定すべきであると考えます。今日はこの機会にみなさんの意見も聞かせてもらえたらと思います。」


参加者からは

「子どもからすると、自分がいじめにあっていることを親に伝えることがまず勇気ある行動であると理解した方がいい」

「実際の議会では子どもの権利についてどのくらい話す機会があるのですか?」

「こういう場に行政の方が来てもらうことも大切」


など、活発な意見交換がなされ、交流タイムの60分はあっという間に過ぎました。


最後に

・「子どもの人権」というテーマが大きすぎるので、次回はもう少しテーマを絞った方がいい

・少人数のグループに分けた方が気軽に話しやすい

といった意見もいただきました。次回以降の開催に役立てていきたいと思います。


今回の「みんなでつくるオンライントークイベント」は、初回ということもあり、手探りの中行いましたが、金子さんを初め参加者のみなさんの協力のおかげでスムーズに進行することができました。ご参加頂いたみな様ありがとうございました。


これからもこのサイト内でトークイベントを企画していきたいと思っていますので、興味・関心のある方はお気軽にご参加下さい。



※オンラインイベントを企画したいという方も募集しています。

こちらのお問い合わせフォームからお問い合わせ下さい。

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