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  • 執筆者の写真tasuke

【今期の総括】昨年末、議員28人全員に依頼した内容について報告します。



飯塚シティズンシップ推進会の発足直後に市民に対して行った「飯塚市議会への意識調査」の回答として多かったのは「もっと議員の活動について市民に知らせるべき」との声です。この声を受け、昨年11月に現職の市議会議員28人全員へ「今期(平成31年4月以降)を振り返って、議員としての活動内容をお聞かせください」という内容の取材を申し込みました。


取材に先駆けアンケート用紙を郵送し記述回答をお願いをしたところ、9人の議員から返信を頂きました。(返信率32.1%)アンケートでお聞きした内容は以下の4つです。

  • 前回の選挙で有権者へ約束したこと。そのうち達成できたこと、現在達成に向けて進めていること

  • 議会や議案審議で印象に残っているもの(3〜5つ程度)

  • 今任期の議員としての全体的な活動内容

  • 今任期の議員としての自己採点(100点満点)

市民から選ばれた議員が普段どのような活動を行っているか、その一部でも今回のアンケート内容を通じて知ることができればと思っています。


ぜひ、各議員からの回答内容をご覧いただき、議員の活動をイメージしていただければと思います。


お忙しい中、対応していただいた議員の皆様には感謝申し上げます。

ありがとうございました。


※頂いた回答をそのまま掲載しています。


 

秀村長利議員(議長)

 

Q1.前回の選挙で有権者へ約束したこと。そのうち達成できたこと、現在達成に向けて進めていること

達成できたことは、手話言語条例の制定です


Q2.議会や議案審議で印象に残っているもの(3〜5つ程度)

定数の件です


Q3.今任期の議員としての全体的な活動内容

障がいがある人も無い人も住みやすい街つくり


Q4.今任期の議員としての自己採点(100点満点)

次回の選挙にて有権者の方にお願いします。自分ではつけがたいです。




 

金子加代議員

 

Q1.前回の選挙で有権者へ約束したこと。そのうち達成できたこと、現在達成に向けて進めていること

達成できたかといえば、まだまだ100%できたとは言えませんが、

*子どもが安心して豊かに育つまち

 ・保育・教育施策の充実

 ・障害のある子どもへの支援の充実

*障害のある人が参加・参画できるまち

 ・障害のある人への支援の充実、

 ・障害のある人の社会参加活動の充実

*男女がともに活躍できるまち

 ・「飯塚市男女協働参画推進条例」の具体化

 ・「飯塚市地域移防災計画」へ女性の力を活用

 ・DV/デートDV対策の促進

*市民が主役になるまち

 ・市民活動・NPO活動への支援

 ・市民への情報公開、情報提供の充実

 ・税金の使い方を市民目線でチェック

現在達成に向けて取り組んでいます。


Q2.議会や議案審議で印象に残っているもの(3〜5つ程度)

①2019年6月議会 議員定数議案、飯塚市議会の議員の定数を24人とする議案可決

○2021年12月議会 議員定数を28に戻す請願の可決

○2022年3月議会 議員定数を28に戻す条例の可決

②新体育館の移動式観覧席をめぐる議案と請願

③2019年12月議員提案議案議会基本条例の否決

④女性差別撤廃条約選択議定書意見書の可決


Q3.今任期の議員としての全体的な活動内容

○すべて定例会で一般質問をする

○年に4回の「かねこかよ通信」の発行(わかりやすさを重視)

○議会後に議会報告会をほぼ実施

○白旗山のメガソーラーについての活動

○子ども・子育て会議、障害者施策推進協議会、男女共同参画推進委員会、子ども図書館整備等検討委員会は、ほぼ傍聴に行っています他にも気になる協議会は傍聴しています。

○遠賀川清掃活動毎月最終日曜日

○フラワーデモ 毎月11日新飯塚駅前

○福岡県女性議員ネットワーク役員(2020年4月~)

○福岡県女性議員ネットワーク事務局(2022年4月)

○フェミニスト議員連盟会員


Q4.今任期の議員としての自己採点(100点満点)

この判断は、難しいですね。

85点くらいかなあと思っています。

議会報告が十分できていなかったこと、一般質問のなど、クオリティを高めたいです。

市民の方の声もまだまだ聴きたいです。




 

兼本芳雄議員

 

Q1.前回の選挙で有権者へ約束したこと。そのうち達成できたこと、現在達成に向けて進めていること

待機児童の解消

新事業の創出

児童クラブの充実とグローバル社会に対応出来る教育への取り組み

コミュニティを活用した助け合いのまちづくり


Q2.議会や議案審議で印象に残っているもの(3〜5つ程度)

コロナ経済支援

総合評価落札様式入札制度の廃止を求める請願審査

新総合体育館移動式観覧席入札の議案審議


Q3.今任期の議員としての全体的な活動内容

コロナによる支援(小中学校への対応、地域事業者への対応)

情報発信(ラインによる行政情報の発信力の強化)


Q4.今任期の議員としての自己採点(100点満点)

60点

市民の意見を十分に議会に反映できなかった




 

川上直喜議員

 

Q1.前回の選挙で有権者へ約束したこと。そのうち達成できたこと、現在達成に向けて進めていること

達成できたこと⋯ごみ袋の値下げ、公共交通の改善、乱開発ストップ(明星寺太陽光発電・大日寺土砂処分)

進めていること⋯重点課題

①国民健康保険税の引き下げ

②介護保険料の負担軽減

③保育所入所待機児ゼロ・保育の無償化

④コミュニティバス抜本改善と買い物ワゴン

⑤生活関連公共工事で地元業者を支援

⑥農林業の再生・後継者育成と支援の強化

⑦資産公開制度・配偶者と扶養親族まで

⑧白旗山乱開発から自然と生活環境を守る。

新型コロナ禍・物価高騰のもと焦眉の課題

①学校給食費の無償化

②水道料の値下げ。


Q2.議会や議案審議で印象に残っているもの(3〜5つ程度)

2019年9月⋯関の山の鉱業権・市有地の売却関連議案

2020年5月⋯新型コロナウイルス対策関連予算案・新体育館建設工事関連議案

2021年3月⋯新体育館建設工事費増額関連議案

2021年6月⋯ごみ袋値下げ議案・水道料35%値上げ議案・坂平末雄副議長への辞職勧告決議案

2022年3月⋯オートレースメインスタンド36億円整備工事契約議案

2022年6月⋯新体育館移動式観覧席購入議案