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  • 執筆者の写真tasuke

新事実判明『課長が納入業者と会食』官製談合を調査する百条委15日に審議



体育館移動式観覧席 入札問題が新たな局面へ


当サイトでも何度もお伝えしてきた「飯塚市新体育館移動式観覧席の入札問題」について、大きな進展があった。今行われている議会の一般質問で、上野伸五議員が市民から相談を受けていた「職員と利害関係者とのコンプライアンス違反」について質問をしたところ、総務部長の口から、当時の契約課長と利害関係者との会食について事実を認める発言があったのだ。


上野議員は9月に行われた決算特別委員会の場でも「職員のコンプライアンスについて」質問をし、そのときには人事課長は「禁止行為等に違反するような事案は発生してない」と違反については否定。また、上野議員によると委員会での質問に書面で「該当者はいない」と回答までしていたという。


それが一転したのは、12月6日に行われた上野議員の一般質問である。11月21日に行われた上野議員からの質疑通告を受け28日付けで当該職員から「本件については自分のことではないか」と申立があったという事実が明らかになったのだ。この日までこの事実を知らされていなかった上野議員。上野議員に相談をした市民は、疑惑追及への動きを見せない行政の姿勢にしびれを切らし、最も厳しい追及の場とも言える「百条委員会の設置を求める請願」を提出した。


その請願は今議会に提出され、15日(木)に行われる議会運営委員会での審議を経て16日(金)の本会議で全員参加のもと採決が行われる。西日本新聞(12月7日筑豊版)によると「男性職員は会食は認めたが移動式観覧席をめぐる話題は1つも出ていないと強調。一緒にいた市議は坂平末雄副議長だったことも明かした。」ということである。


そもそも、この事実が明らかになる前に読者へ聞いたアンケートでは95%の方が百条委員会を設置して疑惑を明らかにするべきと答えていた。今回さらにその疑惑を深める事実が判明したことで、再び追及のチャンスが訪れたといえる。ここは15日(木)に行われる議会運営委員会と16日(金)に行われる本会議に注目し、委員会メンバーと28人の議員がどのような判断を下すかしっかりと見届けていきたい。


[議会運営委員会、本会議をご覧になりたい方はこちらのチャンネルをご覧ください]




-請願-



新体育館移動式観覧席の入札に係る官製談合等の調査のために百条委員会設置を求める請願


(要旨)

 新体育館移動式観覧席の入札について官製談合等の疑いがあるので、早急に百条委員会を設置して調査をしてください。


(理由)

 令和4年2月26日、午後6時30分頃、市内飲食店において、当時の東契約課長(現、行政経営部長)、落札業者、市議会議員を含む4名の方が会食をされていました。

 後に、新体育館移動式観覧席の入札に関わる方々だと知り、9月議会での決算特別委員会において上野伸五議員より事実確認の申入れを行っていただきましたが、飯塚市からは、そのような事実はないという回答でした。

 東部長は事実を隠蔽しようとしています。何か後ろめたい事情があると考えざるを得ません。

 つきましては、早急に百条委員会を設置して官製談合等につき調査していただきたくお願い申し上げます。






-決算特別委員会、12月議会でのやりとりの詳細(議事録)-



【9月22日】令和3年度決算特別委員会にて コンプライアンスの徹底についての確認に対し「禁止行為に違反する事案はない」


上野伸五議員

○上野委員

続けて、コンプライアンスの徹底についてお伺いをいたします。令和3年度において、職員倫理条例第6条に規定する禁止行為等に違反するような事案は発生しておりませんか。


●人事課長

調査を行ったわけではございませんが、職員に対し、機会あるごとに「綱紀の厳正な保持について」の通知をしており、当該通知におきまして、法令順守、事業者等と接触する際は、市民の批判や誤解を受けるような行動は厳に慎むよう明示をいたしております。また、飯塚市職員倫理条例及び飯塚市職員倫理条例施行規則におきまして、職員の倫理行動基準を定めるとともに、職員の職務に利害関係を有する者からの贈与等の禁止及び制限等職員の職務に利害関係を有する者との接触、その他市民の疑惑や不信を招くような行為の防止に関し、職員の順守すべき事項を定めております。また、当該条例におきまして、職員に対し不正な働きかけが行われた場合は、直属の管理監督者に報告を義務づけております。このようなことを勘案し、禁止行為等に違反するような事案は発生してないものと思慮いたしております。


○上野委員

ありがとうございます。今、答弁の中にありました利害関係がある者、利害関係者とは具体的にどのような方々なのか、お知らせいただけますか。


●人事課長

飯塚市職員倫理条例制定の基となりました飯塚市職員倫理規程におきまして、利害関係者を規定しておりますが、利害関係者とは、職員が職務として携わる事務の相手方として、許可等を受けて事業を行っている事業者や個人、補助金等の交付を受けている事業者や個人、立入り検査または監査を受ける事業者や個人、不利益処分をしようとする場合の名宛て人となる事業者や個人、行政指導により一定の作為または不作為を求められている事業者や個人、契約の締結もしくは申込みをし、または申込みをしようとしていることが明らかな事業者や個人、入札に参加するために必要な資格を有する事業者でございます。


○上野委員

職員の皆さんが、私ども議員と飲食を共にすることは、職員倫理上どのように認識されておられますか。


人事課長

●人事課長

職員倫理条例における禁止行為は、職員の職務に利害関係を有する者からの贈与等の禁止、制限等職員の職務に利害関係を有する者との接触の防止などが定められております。これらの利害関係者と共に飲食することは禁止とされておりますが、この利害関係者に議員の方は含まれておりません。しかしながら、その場に利害関係者が同席している場合は、職員倫理条例施行規則第4条第8号の規定に抵触することとなりますし、飲食の席において議員の方々から公正な職務の遂行を妨げる行為などの不正な働きかけがありましたら、職員倫理条例第7条の規定に抵触する行為であり、第8条の規定に基づき、これを直属の管理監督者へ報告しなければならないとされております。


○上野委員

ただいまご紹介がありましたような事例や、例えば助成金の不正受給など様々な不正行為を知り得た者がなすべき行動とは、どのように定められておりますか。


●人事課長

申し訳ございません。公務員の告発義務といたしまして、刑事訴訟法第239条第2項に規定がなされております。


○上野委員

嘉麻市や旧穂波町、頴田町などには、議員等の2親等以内の親族に対して、請負禁止規定や条例が設けられておるようですが、現在の飯塚市には同様の規定等はございますか。


●人事課長

政治倫理条例におきましては、ただいま質問委員が申し上げられました規定はございません。


○上野委員

職員倫理条例に戻りますけども、公正な職務を遂行するためにどのような対応をしているのか。事案が発生していないというご答弁をいただきましたが、どのように把握されているのか。また、実態調査は行われているのかどうか、お伺いいたします。


●人事課長

先ほどご答弁いたしましたことと重なりますけれども、職員に対しましては、機会あるごとに法令順守、市民の批判や誤解を受けるような行動は厳に慎むよう綱紀の厳正な保持についての通知を行っております。その綱紀の厳正な保持につきましては、所属長会議においても周知いたしておりまして、各所属職員に対して周知や注意喚起、また、日々の業務の中で誤解を招く行為を行っていないか確認するなど、各所属においても対応をいたしております。事案の発生につきましては、飯塚市職員倫理条例及び同条例施行規則を制定し、職員の倫理行動基準をはじめ、禁止行為の明示をしておりますので、それらを職員が順守することで、事案発生の抑制につながっているものと考えております。また、事案発生の把握につきましては、職員に対し不正な働きかけが行われた場合は、直属の管理監督者に報告することとなっておりますので、それにより把握することができることとなっております。

実態調査ということでございますが、そのような方法もあるとは思いますが、これまでの取組により公平な職務遂行を確保しておりますので、今後も同様の取組によりまして、公平な職務の遂行に努めてまいりたいというふうに考えております。


複数の市民が目撃 職員と事業の利害関係者が飲食店で会食?


○上野委員

実はですね、市民の方から職員のコンプライアンスに関わる行動について具体的なお話がございました。お1人ではなく複数の方が、複数回お見かけになったということでした。1例を挙げますと、令和4年1月某日、新飯塚の飲食店Aにおいて、ある事業の担当職員が、当該事業の利害関係者とアルコールを伴う飲食を共にしていたなどという内容でございます。先ほどからの課長の答弁によりますと、違反するような事案は発生していないというふうに思慮しておられるということでしたが、まずは速やかに事実確認を行っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


●人事課長

ただいま質問委員からお話があったような事案があったということでございますので、手法は検討いたしますけれども、確認をしたいと思います。


○上野委員

手法等はお任せいたしますけども、事実でなければよろしいんですけれども、事実であれば、私自身、最終日での様々な判断に影響がある可能性もありますので、早急に確認していただきますようにお願いしておきます。



【12月6日】令和4年第6回定例会(一般質問)にて、上野議員がコンプランス違反が疑われる会食について厳しく追及


上野伸五議員

○上野委員

令和4年9月22日に開催されました、令和3年度決算特別委員会において、職員のコンプライアンス違反に関わる行動について質問を行いましたが、どのような調査結果となりましたでしょうか。お伺いいたします。


●総務部長

令和3年度決算特別委員会におきまして、令和4年1月某日ある事業の担当者と職員が会食をしたようなコンプライアンス違反の事例があるというご指摘をいただきました。本件につきましては、事象の特定が得難いものでございましたが、令和4年10月4日に市長名で全職員に対し飯塚市職員倫理条例の遵守についてを発出し職員の倫理行動基準、管理監督者の役割等について周知を図っております。また、同日総務部長名で所属長に対し飯塚市職員倫理条例に定める管理監督者の責任及び役割についてを発出し、所属職員の行動に関し適切な指導及び監督を行うとともに、不正な働きかけがあった旨の報告を所属職員から受けた場合には、当該職員に適切な助言を行い、速やかに上司等に報告するよう周知をいたしたところでございます。


○上野委員

その結果はいかがだったのでしょうか。


●総務部長

本件の総務部長名での発出について不正の働きかけがあった旨の報告については行われておりません


○上野委員

確認させて下さい。飯塚市におかれては、私が申し上げた質問したような、担当課長と利害関係者との会食等はなかったと認識をされておられるわけでしょうか。


ここから答弁が一転 答弁書に書かれていない事実が明らかになる


●総務部長

先程来答弁しておりますとおり、9月の決算特別委員会における議員のご指摘につきましては先程答弁しましたとおりでございますが、今回一般質問の通告がなされた際、当時の契約課長と利害関係のあった会食についてという具体的な事象が提示されましたことを受け、11月28日付けで当該職員から本件については自分のことではないか、という申し立てがありましたので、これにつきましては職員倫理条例に基づき現在対処しておるところでございます。


○上野委員

自分のことではないということだったんですよね。


●総務部長

自分のことであろうという認識をもっての報告がございました。


○上野委員

はい、わかりました。私その報告をまったく受けていませんので、答弁書に基づいて質疑を続けさせていただきます。また調査は続けていただければいいと思います。

つまりですね、私は人事課から書面で「該当者はない」と、9月の決算特別委員会での質問については該当者はありませんと書面で回答いただいたのは11月の14日です。で、一般質問の質疑通告が11月の21日でございますので、そのあと当該担当者の方が私のことではないだろうかということでいま調査をされているということですが、つまり、私が質疑通告した時点では飯塚市は市民からの情報を否定されていたわけです。


答弁にございましたように書類を発出して確認を行われたということですが、これは例えば入札の談合情報の場合であった場合には、たとえ電話で匿名での通告であったとしても該当業者に確認をして念書まで提出させることもあるのではないでしょうか。

つまり、民間業者は談合するかもしれないが、身内は飯塚市の職員に限っては決してそのようなことはないと信じておられるのかもしれません。


いずれにしましても、飯塚市と情報提供された市民との認識が全く反対です。その後、当の市民の方は憤るというか憤慨されまして、この件については先日百条委員会設置の請願を提出させていただき、受理されましたので一般質問での押し問答は控えたいと思いますけれども、皆さんご承知のように請願提出に際しては請願者である市民は、その住所・氏名を明らかにしなければなりません。8日に開催される議会運営委員会にはかられる際に、提出された請願をご覧いただければご理解いただけると思いますが、具体的な内容をもって請願に至る場合には請願者の今後の信用問題や日常生活にも影響が及ぶ可能性があるのですが、提出に至る経緯には当該職員と他の業者との関係への疑義も積み重なっておられるようで固い意志のもとに提出されました。


行政への大きなチェック権限は12万5千人の飯塚市民の中で私達議員28人にだけ与えて頂いているものです。今回、請願者自身が大きなリスクを抱えることをいとわず請願提出を断行されました。この覚悟をもった訴えを議会への失望に変えることなく、真摯に応えることが私達議員の議会としての役割、責務だと考えています。

片峯市長におかれましても任命責任者として、また入札業者の関係者のひとりとして他の関係各位との動向も明らかにしていただくなど、官製談合などの疑念払拭に積極的にご尽力を賜りますようにお願いを申し上げまして、次の質問に移ります。


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